本日は、高校一年生のPre IBの授業(現代文)についてお知らせします。
Pre IBということで、準備期間ではありますが、授業の進め方は、ディプロマコースとほぼ同じです。
このコースでは、教師主導ではなく、生徒主体で授業は進みます。
文学作品を読んで、生徒自身が出しあった疑問点から、分析していく観点やテーマを決め、討論を重ね、形にしていきます。
その解釈が正しいかどうかの「結果」ではなく、作者の作り上げた虚構世界の隅々をどのように読み込んでどのような解釈を出していくか、その「過程」が重要な授業です。
一見、筋道にそれたような話し合いでも、ときには核心をつくような面白い意見が出てきます。
それは、教師が出した質問に答えていくという、講義形式の授業ではあまり見受けられないことです。
自分の中でどのように感じ考えるのかという意見をしっかり持つこと、それを他の人に発信すること、他の人の意見を聞き入れ、
ときには修正を行うこと、さまざまな力が求められますが、何度も行うことで、力はつくはずです。
がんばっていきましょう!