2010年度も、あと40日ほど。
2010年の世相を、漢字一文字で表してみると・・・
師走末に毎年、日本漢字能力検定協会より発表される「今年の漢字」を、現代文の授業で考えました。
高一 ディプロマコースの四人は、こんな漢字を出してきました。
「外」・・・普天間基地問題、尖閣諸島の領土問題など、外交で息詰まることが多いと感じた一年だったから。
「揺」・・・ハイチ地震が一番印象に残っているから。
「乱」・・・高齢者行方不明問題など、日本が乱れていると感じることが多かったから。
「民」・・・良くも悪くも民主党が目だった年だったから。
ちなみに、私の考える「今年の漢字」は「流」・・・日本全体が何かに流されているように思うから。
映像流出問題が世間をにぎわしていますが、世論に左右されるのではなく、個人としてその問題をどう捉えるか、自分の頭で考えることが大切だと思います。
そのような自分の意見を主張できる生徒を育てていきたいと思います。
残りの2010年を、締めくくりにふさわしいものにしていきたいですね。