IB国際バカロレア学習者像 - IB学習者像は、教育の指針となる長期的ビジョンで、教育に携わる教師や学校がより良い教育のための共通の目標としているものです。
IB国際バカロレアディプロマプログラム - AICJ中学高等学校はIB (国際バカロレア) ディプロマ・プログラムを行えるIB(国際バカロレア)ワールドスクールとして2009年に認定されました。IBワールドスクールは、質の高い、高度な国際教育を行うことが重要であるという共通の理念を掲げており、本校もその理念に基づく教育を目指しています。
IBディプロマ プログラムは、16歳から19歳の生徒を対象にした要求水準の高いコースです。また、卒業試験合格者が得る国際バカロレア資格は、世界中の名門大学に広く認められています。全人教育を目的とした高度でアカデミックなこのプログラム通して、生徒は自立心や思いやりの心を育み、分析的思考力を養います。CASプログラムでは、コミュニティー活動を必須としています。
IB（国際バカロレア）ディプロマ・プログラムは、単に固定概念や事実の学習だけにとどまらず、生徒が大学レベルに対応できるように準備していきます。生徒は自ら難題を問いかけ、学習のしかたを学び、自分のアイデンティティや自国の文化に対する意識を高めることを求められます。そして、文化や国が違う人々とコミュニケーションを取るスキルを身につけながら、他国民や異文化への理解を深めます。
生徒は下の六角形の図に示されるように、科目グループから6科目を選択します。通常、3科目を上級レベルで（履修時間１科目240時間）、その他を標準レベル（履修時間１科目150時間）で選択します。国際バカロレア機構の評価基準は全世界のIB校で共通しており、生徒の成績はその基準に照らし合わせ、見解の合意が見られた点で評価されます。
課題論文（Extended Essay）では生徒は各自で興味のあるトピックを考え、独自のリサーチを行い、およそ40時間を費やして4000語の論文を学術的に仕上げていきます。題材は60にもおよぶ中から選ぶこともでき言語の選択も様々です。また、選択している上級レベルの教科内で興味があることを研究テーマにすれば、より深く知識を探究することができます。あるいは、プログラムの選択科目にはない教科で研究テーマに取り組むことで、より幅広い知識を積むことができます。このようにして課題論文で培われるリサーチ力や文章力は大学でも求められるスキルです。
知識の理論は、分析的思考を教室内外で得た知識と経験に反映させ、分野を超えて知識の本質を探究するものです。ここでは、生徒に知識とは何かと問わせることで、主観的かつ観念的な先入観や偏見に気付かせ、論理的な議論のなかで根拠となる情報を分析する力を養わせます。これは異文化の視点から物事を見て理解することにも繋がる重要な要素で、国際バカロレア機構特有のこのコースは、2年間で少なくとも100時間の学習が必要です。
創造的活動・活動・奉仕。IB教育は責任感と思いやりのある若者を育成することを目的とした全人教育です。生徒は自分の活力と才能を人と共有し生かすことを求められます。例として劇やミュージカル製作などに参加し、スポーツや奉仕活動をします。これらの活動を通して生徒は自分自身のことをよりよく知り、他人を思いやり、人と協力して何かに取り組むということを学びます。
IBは世界中の大学に働きかけIBプログラムの認知度を高める活動を行っています。その一つとして、大学の入学担当事務官や政府関係者にシラバスや最新の試験情報をオンラインで閲覧できるサービスを提供しています。IBウェブサイトのセキュリティー対策は万全で、大学によってはアクセス権が与えられており、大学側から生徒の成績を直接確認することもできます。IBではさまざまな大学の情報をデーターベース化しており、各大学の入学条件などを把握して生徒の進路指導に役立てています。
ニュージーランドにある本校のグループ校AIC高校ニュージーランド校の卒業生はケンブリッジ、プリンストン、オックスフォード、ロンドン大学などの海外のトップ大学に合格し、この高度なプログラムがいかに有利なプログラムかを示しています。
AICJ のIBプログラムでは以下の表にある教科を提供しています。ブロック１とブロック２以外の授業はすべて英語で行われます。生徒はIBの掲げている学習者像を範に、授業を学び学校生活を送ることを求められます。
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