AICJブログ 2018.12.14

広島東洋カープ　通訳　西村公良氏　講演会

本日、広島東洋カープの通訳でいらっしゃる西村さんにお越しいただき、本校の中１・２の生徒を対象にご講演いただきました。

現在に至るまでの紆余曲折の人生や通訳というお仕事についての貴重なお話をうかがうことができました。

通訳という職業については、もちろん言語というツールを使ってコミュニケーションするわけですが、情報は言葉以外からもたくさん得ることができ、表情や態度や声のトーンなどその人をまるごと観察できる「人間観察力」が大切であるというお話が印象に残りました。

カープの外国人選手とは、野球だけでなく日常生活もサポートされるらしく、日本の文化や習慣についても説明ができる知識の必要性を語られていました。

ご講演後の質疑応答は、英語や日本語で行われました。「通訳の仕事をされている中で、遣り甲斐を感じる瞬間はいつですか」という生徒の質問に、2年前に優勝したときのことと、シーズン終了後に帰国する外国人選手に「あなたのおかげでいいシーズンだった」といってもらえたときのことを挙げていらっしゃいました。

貴重なお話をありがとうございました。来年もリーグ４連覇と日本一を目指すカープを応援したいと思います。