外務省職員講演：「国連で働くためにしておくべきこと」

AICJブログ 2019.05.18

外務省より三宅浩史さんがお越しくださり、「国連機関で働くためにしておくべきこと」について、IBDPコースを含む高校生にご講演いただきました。

日本の国際社会での地位が低下している昨今、国連は大きな人材不足を抱えているようです。今回のガイダンスは、この現況を鑑む外務省が、優秀な若い層に国連を知っていただくための活動の一環に位置づけられています。

就職後、新卒として研修してもらう日本の一般的な労働環境とは異なり、大学卒業後も個々にスキルアップを図り、自ら選択してキャリアを積み、仕事に携わる上では即戦力として活躍することが期待されるなど、グローバルな労働環境の事例を数多く紹介してくださいました。

また、謙遜を美徳とする日本の姿勢は世界に通用しないことや、外資系の会社などの面接へ対応するための心構えをご教授いただきました。

本校では生徒向けに毎年多数の講演会を開催していますが、今回は従来のものとは一風変わった内容で、生徒たちの興味を惹き、大変有意義な時間を過ごせました。
今回の講義を、将来に日本や世界へ大きく貢献するきっかけにしていただければと思います。