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AICJブログ 2019.07.12

G11修学旅行USA 〜3日目:シリコンバレー研修〜

屋久島コースの修学旅行が無事に終了したようですね。充実した日々を送れたようで何よりです。

こちらUSA西海岸コースも順調です。ただ、時差のために行程的にはまだ3日目であり、全部で5日に及びます(帰国を除く)。

この日は今までと打って変わり、スタンフォード大学での特別講義受講とシリコンバレー内の有名企業博物館を巡ります。その後、夕食をとってホテルへ帰還です。

●シリコンバレー:スタンフォード大学までの道

ご覧の通りの渋滞。サンフランシスコは渋滞率No.3の道路を有してしまっています。特に通勤時間帯はひどい。でもこれが日常茶飯事レベルで起こっており、みんな慣れてしまっているようです。

なお、曇り?と思ったら大間違い。これは霧です。サンフランシスコでは雨が降るのが珍しく、代わりに霧が頻発します。この霧が、乾燥地帯であるサンフランシスコの植物を潤い、夏だけど涼しい状態を作ってくれます。中には、夏なのに暖房をかける家庭もあるほど。

ということで、ちょっと走ればこのように霧が晴れ、快適な空が顔を出します。(以上、バスガイド様より。)

さて、シリコンバレーといえばIT企業のメッカであり、スタンフォード大学もそこにあります。その道中、有名企業の建物を目にしました。例えば、

 楽天

Softbank本社

他にもYoutubeやMcAfeeもありました。

こうして大学へ到着:

この写真だけでは語れませんが、中はとてもつもなくとてつもなくとてつもなく広いです。日本の大学の広さとは比べ物になりません。今回はその様子を写せなかったので、風景は昨年度の記事の写真をご参照ください。

講義等の前で集合写真!

さあ、いよいよ特別講義の時間です。

今回、我々のためにはるばる公演をしてくださったのはスタンフォード大学の日本人教授です。講義は日本語で行われる予定であったところ、

「やあ、みなさん。こんにちは。スタンフォード大学へようこそ。これから英語で講義をすることになっているんだけど、あっているかい?」

と非常に流暢な「英語」で語られ、みんなびっくり。その後、

「アメリカでの公演はジョークから入ります。日本の公演はお詫びから入りますけどね。」

と、いきなりの渾身のジョークから入ったこの講義は「シリコンバレーの経済圏、バイカルチャー、スタンフォード大学から見る世界」がテーマです。

Googleの検索エンジン、イーロン・マスクによるテスラ(電気自動車)など、起業家として成功し、世界に技術的影響を与える人々がシリコンバレーで生まれる背景や、本当のコミュニケーターはバイリンガルだけではなり得ないこと、そしてかつてのiPhoneは昔のスーパーコンピュータ6台分の性能を持っていたことなど…。まさにここ、スタンフォード大学でしか聞けないことを、ジョークを交えて敷衍してくださいました。

*講義後、この模様をAICJブログに掲載したく、許可をお願いしたところ、あっさりと承諾いただきました。そのときの教授のカリスマ性はまさに起業家のごとし。圧倒されてしまいました…。

講義後、昼食を取りに食堂へ向かいます。

食堂の側には売店があります:

ここでスタンフォードオリジナルグッズが購入できました。

●シリコンバレー観光その1:intelミュージアム

「インテル、入ってる」のフレーズと、ICチップの発展で有名なintelの博物館です。みんなも写真に入ってる。売店にも入ってる。

●シリコンバレー観光その2: Apple Park

iPhoneやiPadなどを生んだアップル社製品の展示場です。オリジナルTシャツなども買えます。

AR展示場もあり、提供されるiPadを通じて建物を見ると、木々やトンネルなどの景色がCGで加わって見えます。

中にはカフェもあり、お菓子やドリンクをまったりと堪能することもできます。

なお、昨年度は建設中だった新社屋が完成しています。どうやら最新のテクノロジーをたくさん搭載した建物のようです。

●ピア39(フィッシャーマンズワーフ) リターンズ

渋滞を予想し、余裕を持ってApple Parkを出た我々は予定よりも早く夕食会場に着いてしまいました。ということで、時間まではピア39の自由散策としました。

散策中の生徒の様子は以前と同じのため、省略!

アシカはやっぱり「アシカ」らずの状態ですね。全然数がいない…。

カモメばかり。

それではお待ちかね、夕食時のみんなの様子です。ご堪能ください!

これにて3日目は終了です。今回は笑い要素が薄まった真面目な記事でごめんなさい。

明日は飛行機でロサンゼルスへ向かいます。そのため、朝が早くなります。