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AICJブログ 2019.07.15

G11修学旅行USA 〜広島帰着〜

広島到着!帰ってきました〜!!

このイベントの後にみんなに尋ねるのが「日本に帰ってまず何をしたい?」です。

皆さんの答えを抜粋すると、

「うどんが食べたい!」

「味噌汁が食べたい!」

「お寿司が食べたい!」

「ハンバーガーが食べたい!」

「家の料理が食べたい!」

という「食」の願望が多かったです。

「寝たい…」

という声もしばしば聞きましたね。確かに、日本と異なる環境(車による大移動も含む)を7日間も続けると疲労も溜まるでしょう。

「家族に土産話がしたい!」

という声もありました。

これらの声は、普段当たり前に行っていることの良さに、外へ出るが故にわかることができたことの証の1つです。このような経験は、スタンフォード大学の教授が語ったバイカルチャーの部分を鍛えるものであり、この7日間を実りあるものとします。

「アメリカに 行ってわかった 良き日本」

今回の旅からこれをできるだけ多く発掘し、残しておきましょう。人生一生に活かせます。同時に逆も発掘してください:

「アメリカの はじめて感じた いいところ」

この経験こそが海外修学旅行で大切にされるべき恩恵の1つです。言葉の背景に文化があり、文化の違いを感じることは、日本にいただけでは感じ得ない「当たり前」に気づき、その素晴らしさを再認識したり、逆に弱点を知って補強するきっかけにもできます。(これぞ、スタンフォード大学教授が語った「アウトサイダー」と「インサイダー」。)真っ当な言語学習は、それをさらに強めます。ただ「話せる」だけでは得られない恩恵です。

筆者も十数年前にアメリカに住んでいたことがあり、その経験が上記のことを私に実感させてくれて、世界の見方が変わりました。日本の中にいただけでは見えないものが、いろいろと見えるようになったのです。そのことで私自身の力を幅広い観点から伸ばすことができ、今の私の大部分を構成し、仕事に活かしています。皆さんにも、これと同じ実感を未来のどこかでできれば、他が真似しづらい貴重な力を身につけられます。それを得ることで同じ世界の見え方が変わります。変わった後の世界の中をぜひ歩んでほしいと思います。

最後に…

(1) 撮影に御協力いただきました皆様に感謝申し上げます。皆さんの笑顔を写真に撮らせていただくことで、私も元気をいただき、頑張れました。

(2) その甲斐もあって、ブログの更新も捗りました。今までの旅の模様を言葉と写真でまとめましたので、今回の旅のことを忘れそうになったら、この記事たちが思い出す助けになれば幸いです。

(3) 到着式の様子です:

とてもお世話になった添乗員様へ、代表生徒から一言お礼:

さて、以上で旅の模様は終わりです。生徒たちも頑張りました。勇気を持ってアメリカ行きを決断した生徒たち、そして彼らを送り出し、7日間、心配と格闘しながらもお子様の帰りを待ってくださった保護者の方々のご理解とご協力に深く感謝申し上げます。ぜひ、暖かいご家庭の料理をふるまってください。お子様も含め、今まで以上に美味しく召し上がれるはずです。