AICJブログ 2019.02.19
東京大学法科大学院 出張教室
本校の卒業生に、東京大学法科大学院で法曹の道を志している者がおります。
その学生が属するサークルの活動に「出張教室」があり、母校の生徒へ法曹の世界、法律の解釈、身近な判例の数々といった法関連の内容から、東京大学についてまで講義する、というものです。
本日、G10、G11の一部生徒を対象に、本校でも開催する運びとなりました。
「表現の自由と名誉毀損」について対立する二つの利益の調整や、刑法230条の1と2の法解釈、と非常に専門的な内容であるものの、大学院の先輩方が優しく丁寧に説明されており、2時間の講義があっという間でした。また、法廷で実際に行われるやり取りであったため、本校生徒は一様に感心しておりました。
その後の交流の場においても、受験が間近にせまったG11の生徒を中心に質問が絶えず、長い時間、先輩方にはお付き合いいただくことになりました。
やはり歳の近い憧れの先輩方だからか、この時期の勉強方法だったり、これからの注意すべき点であったり、中には「先輩はセンター試験と二次試験は何点取りましたか」と直球で聞く生徒もいましたが、笑いながら快くお答えくださいました。